グシャ!

今日の朝の話。
なんとなく嫁ちゃんの太股をくすぐる俺。
嫁ちゃんは太股が弱点なんだよ。
ちなみに俺は全身弱点だらけだけどね。
「くすぐったいと思うからくすぐったいんだ」
って言いながら日頃から人をくすぐる嫁ちゃん。
そのくせ太股をくすぐられるとくすぐったいと悶える嫁ちゃん。
それってどうなの?


くすぐる俺と悶える嫁ちゃん。
そんな嫁ちゃんが悶えて暴れた拍子に…
「グシャ!」
俺の立てていた膝に鼻からつっこんだ…
鼻を擦りながら顔をあげる嫁ちゃん。
その顔は真っ赤。
その目は涙目。
よっぽど痛かったんだねぇ。


痛かったねぇ、
ごめんねぇ、
大丈夫?
となだめる俺。
…俺は悪くないよねえ?


玄関を出る直前に一言。
俺「鼻ぶつけないように気を付けてね」
嫁「うっしゃいな、もう」
心配してあげたのに酷いな、もう。


今日の一言…
そろそろ髪がのびてきた。
「床屋のことなんてほっとこ〜や」