五日目:空!

タイトルは「そら」ではない「から」と読め!
なにが「から」だったかったて?
宿だよ!や〜ど!!
あれだけ苦労して荷物持ってテクテク暑い中を歩いてついてみたら、
そこは「から」でした!
「トンネルを抜けたら雪国でした」どころの騒ぎじゃないよ?
「から」だよ!「か〜ら」!!


買い物行ってるって事とチェックイン時間の書かれた貼り紙があったけど…
どうよ?
いくら個人経営の宿でも誰もいないなんて事が普通あると思う?
今日から一泊泊まる予約をしてあるんだよ?
なのに誰もいない…
確かにチェックインには早いけどさぁ。
荷物を置いてから北美瑛を見て回ろうと思ってたのにねぇ。
この荷物をどうしろと!!?
もちろん駅にコインロッカーなんてありゃしない。
…だって無人だもんね!!
うぅ〜二人してかなりのご立腹!


予約する時にいくつかメールしてるんだよ。
・駅まで迎えに来てもらえないか
 →忙しい時期は不可。送ることだけならできる。
・レンタル自転車をやっているらしいが、予約なしで当日借りられるか?
 →自転車があれば当日可、レンタルすることが決まっていれば予約も受け付ける。
どうよ?この質問。
ここから推察できることも挙げてみよう。
・車ではなく電車で来る、おそらく駅から歩き。
・当日自転車を借りに来る可能性あり(結局予約はしなかったけどね)
・当日に自転車を借りるってことはそれなりに早い時間に到着する。
 少なくともチェックインの四時を過ぎてから自転車で出発なんてありえないだろ?
この程度のことは推察できるはず。
…と言うかサービス業のプロなら推察しろ!
前もって宿が「から」になることもあるって連絡なし。
到着時間の確認すらなし。
電話番号がわかっててもつながるわけもないしさ(誰もいないんだからね)
連絡手段なんてなんにもなし。
しかもすぐ近くにお店とかなんにもなし。
これでいったいどうしろと?!


仕方ないから歩いたさ。
でっかい荷物をもってテクテクと…
せっかく北美瑛に来てるのにさ。
宿の人待ちをしてるのもアホらしいからね。
でも疲れた…かなり大変だぁ。
グッタリしながらも、
最初の目的地である「ケンとメリーの木」へ向けて出発!