セミ−Ⅰ!

この地に引っ越してきて初めての夏…


初めての夏の印象は、
セミが異常に多い!


子供の頃に地元でセミ採りしてた時なんてさ。
鳴き声頼りに数本の木を回って1匹発見出来るか出来ないか。
…そうそう奴ら馬鹿だからさ。
指や服に止まらせてそっと離す。
そうすると木と間違えて口で刺そうとしてくるんだぜ!
馬鹿だよなぁ…
…そんな目にあう俺が馬鹿とか言わないでネ!


話を戻すと…
ここでは通り過がりにスッと見上げるだけで発見できる。
しかも1匹2匹じゃなく多いと10匹くらい。
綺麗に均等に並んでる事もあれば、
鈴なりに固まっている事もある。
それもアブラゼミばかり…
たまにミンミンゼミやクマゼミもいるけどさ。
ヒグラシやツクツクホウシなんて鳴き声すら聴かない…
異常だと感じる。
しかも夜遅くに鳴いてるし…
この夏の暑さとこの街の明るさのせいだろうけど…
とても異常だと感じる。


セミの種類も自然破壊。
異常な量も自然破壊で説明つく気がするけどさ。
単に7年前は自然がもっとたくさんあった。
今のセミはその頃の産まれ。
7年たった今は自然が減ったから少ない木に集中してしまう。
(自然破壊にあったならその場所のセミの幼虫も死にそうな気がするけどさ。
破壊の程度や場所でうまく生き残ったのがいたとか…)
自然豊かな地元はたくさんの木に分散出来ている。
こんな感じかな?
元々数が多くて強いのもアブラゼミだしね。
最初にいなくなるのは体も小さいヒグラシやツクツクホウシだろうしさ。
説明できてしまうんだけどね。
でもスッキリ出来ない異常を感じる…


そしてもう一つ、
セミだけでこんなに語る俺…
(実はもう一つ話したいネタがある)
そんな俺は田舎者!
…ガックリ。