謎のおっさん!

なんだか疲れたよ。
何を書けば良いのかもわからないくらいに疲れてきた。
それもこれも俺の下で仕事をしている一号二号のせいだよ・・・
まったく、やんなっちゃうね。


なんだか昔を思い出して現実逃避とかしたくならない?
そんな感じで思い出したんだけどさ。
実家の裏に幅が60cmくらいで岩で固められたドブ川があるのね。
そこはその川に沿って歩ける道がずっと続いていてさ。
学校帰りだったり、
放課後だったりにちょっとした冒険気分で散策してた場所。
排水口から茶色いヘドロっぽいのが流れ出てきてて、
「お〜カレ〜だぁ!」
なんて今思うと気持ち悪い事言ってたりさ。
川を青大将が泳いでて捕まえようとしてみたりね。
毒がないとはいえデンジャーだよね?


そんなドブ川であった不思議なこと。
いつものように歩道の上流側の終点近くであそんでた。
そのさらに上流はトンネルになってる薄暗い暗渠。
でそのさらに上流は上部が開いている水路になってる。
その暗い暗渠から照明ももたずに、
突然おっさんがヌッと出てきたんだよ。
ビックリしない?
でもなぜかビックリしなかったんだよね。
けど怪しいよね?
でも怪しいとも思わなかったんだな、これが。
そのオッサン曰く。
「やぁ、坊やたち」
「この上流にある池から逃げ出した鯉を追いかけてここまで来たんだけどね」
「坊やたちは見てないかな?」
どうよ?怪しくない?
今思うと怪しいんだよなぁ。
そのドブ川は幅60cm深さ10cmくらいのもんだよ?
たしかに延々上流に行けば池はある。
そこには鯉もいる。
その池のオーバーフローが排水される個所で、
俺も鯉のつかみ取りをしたことがある!
でもその池からここまで2kmくらいはあるし、
段差もたくさんあるんだよ?
そんなとこから鯉を追ってきたって変じゃない?
ちなみに見てないと答えたら下流に消えていったよ・・・


いつ思い出しても不思議なおっさん。
会話と状況は覚えてる。
おっさんの恰好がツナギみたいな作業着だったのもおぼえてる。
でもどんな顔してたのかがまったく思い出せないんだよね・・・・・・・


今日の一言・・・
ストーブがすっとーぶ!
そして、
フトンがふっとんだぁ!