馬!

最近読んでいる小説。
ブックオフで105円で買った小説。
それは「ディック・フランシス」の「利腕」。
ちなみにこの人の小説の和訳版タイトルは全て二文字。
日本人作家の真保裕一氏の作品のタイトルも一時期二文字が多かった。
それもこのフランシス作品の影響。
元障害レースの騎手をやっていたこともあり、
書く小説はすべて競馬界のもの。
特に馬の描写の仕方がウマいのだ。


タイトル:花束
「枯れたら捨てなきゃいけないし、処分に困るものだけど。
 花束は、花そのものがプレゼントじゃなくて、
 貰った瞬間の『わー』っていう一瞬のときめきが
 プレゼントなんだよ。
 だから花束の代金、あれはときめき代なんです。」
はぁ・・・またそんな大人な日記を。
まぁわかるけどね。
花束がときめき代だってのはさ。
何かキャラクターもののケースに入ったお菓子もそう。
オンラインゲームのアイテムドロップ率が上がるアイテムもそう。
だいたいにして手元に残らないものにかけるお金はときめき代だよ。
人は一瞬のときめきを求めるものなのさ。
そしてそのためならばお金を惜しみはしないのだ。
・・・最近ときめいてないなぁ。