若さ!

設計の仕事をしているとさ。
工事費を減らすためにVEやらCDやらの内容を考えねばならない時がある。
それを下っ端がやっていたんだけどさ。
その内容がすさまじい。
書いてもわかってもらえないだろうが、
ディスポーザー設備の中止とか浴室換気乾燥機を普通の換気扇に変更だとか。
普段だったらありえないような項目が羅列されている。
え〜と・・・思いっきりが良いと褒めるべきなのか?
・・・まぁ何と言うか、若いっていいね。
その建物のコンセプトになっていそうな基盤の部分まで切り崩すとはね・・・
いや〜びっくりだ。
管材とか機器仕様とかさ。
性能に大きく変わらない部分で安くするのがフツーなのにさ。
いくら意匠屋になんでも良いと言われたからってやりすぎじゃないのかね?
まぁ良いけど。
それよりもそれを聞いたもう一人の下っ端の言葉。
「それでも建物として成り立つんですか?」
・・・成り立たないならそれはそれで問題だろーが。
というかそんなことを言いだす時点でさ。
設計者として成り立っていないってことだから、
お前の頭の方が心配だ。